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「クルシイメニアッテ、アルカナイトダメ」と、たどたどしい話し方で、道々争いをくり返す母娘。ひきこもりから脱したというオタクの青年。祖母の供養のために歩き続ける大学生。「接待」によってのみ生きつないでいる老人…。ナオトは遍路道を歩きながら、母の死や残された父との関係をタクやユースケの親子関係と比しながら、問い直していく。
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