戦死者のゆくえ 語りと表象から
作品概要
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殺し/殺された結果としての死の意味を剥奪し、自国の戦死者だけを犠牲者として追悼し政治的に争奪する自閉的な心性の共同体である戦後日本。個別性を漂白して集合的な記憶=「英霊」として祭祀・顕彰する制度とその感情的・宗教的な基盤を分析する論考集。
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