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恋しいって思っているのは、わたしのほうだけじゃないかって、不安だった――。ロンドンでひとり、遠く離れたスウとのんのんを想う豊上(とよがみ)さん。この手でふたりを抱きしめたいと願う彼は、一日も早い帰国に向け、支社の再建に燃える。その頃、稲垣(いながき)夫人は、豊上さんの次期ポストが思わぬ大抜擢であったことに憤慨。その怒りは豊上さんとスウに向けられるのだった――。
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