武田勝頼の滅亡は武田信玄の残したリソースを有効活用できなかったことに尽きる10分で読めるシリーズ
作品概要
はじめに
「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」
戦国時代の雄・武田信玄の言葉である。
この言葉が示す通り、信玄は人を大切に扱った。人こそが城となり、石垣となり、堀となって守ってくれるものだと信じていた。
現代のビジネスでは、ヒト・モノ・カネ・情報が重要なリソースであると言われる。
リソースを列挙する際にもヒトが最初にあるように、ヒトは最も大切にするべきリソースだ。なぜなら、他のリソースと違い、ヒトは失ったら二度と取り戻すことは不可能な場合が多いからである。
信玄はそれを理解し、実践していた。
対して、後を継いだ勝頼は父・信玄の残したリソースを有効活用するどころか、自ら手放していったと言える。
武田家当主となって以降の勝頼の生涯を、リソースをどのように扱っていったのかということを現代のビジネスの観点から見てみよう。
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