昭和に咲く女の華 3 冊セット 最新刊まで
作品概要
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昭和に咲く女の華1
敗戦から一年余りの東京
未だ手つかずの焼け野原
雨、露だけは凌げる
バラック建てが軒を連ねていた
瓦礫が整理された所は自然と人が集まり
溜まりとなって闇市が建ちあらゆるものが売買されていた
しかしお金も無く
金に替えるものも
無いものは浮浪者となって
浮浪児らに混じり
残飯をあさるしかなかった
空襲を生き延び
飢えを凌いで敗戦の虚脱に耐えた後にも
こうした生き地獄があり
当然そこには置き引き
かっぱらいに走り
腕力のある者は引ったくり強盗、恐喝と
豹変するしか糧を得られなかった
ことに女一人
糧を得るには身を売春より手段はなかった・・・
■目次
●昭和に咲く女の華 第一話
たくましくも儚い「パンスケ」の生き様
●昭和に咲く女の華 第二話
サチを待ち受ける、さらなる危機
●昭和に咲く女の華 第三話
サチと男の運命が、音もなく動き出す・・・
●昭和に咲く女の華 第四話
やっと女の幸せが訪れたサチに忍び寄る、不穏な影が・・・
■画 ケン月影
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606 円税込