異世界食堂 6

異世界食堂 6

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748 税込

作品概要

TVアニメ第2期が大好評放送中(2021年12月迄)。飯テロラノベの大本命、待望の第6巻! コミックス1巻も絶賛発売中!

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オムニバス形式のエピソード集としてお届けする待望の第6巻。
時に森の中に、時に海岸に、時に廃墟に……その扉は現れる。
猫の絵が描かれた樫の木の扉は、
「こちらの世界」と「あちらの世界」をつないでいる。
扉を開けて中へ入ると、そこは不思議な料理屋。
「洋食のねこや」。
「こちらの世界」では、どこにでもありそうだけど意外となくて、
生活圏に一軒欲しい小粋な洋食屋として、創業五十年、
オフィス街で働く人々の胃袋を満たし続けてきた。
グルメの井之頭某が孤独にメンチカツを頬張っていそうな、
高級すぎず安っぽくもなくイイあんばいの店内は、
昼時ともなるとサラリーマンで溢れかえる。
「あちらの世界」では、「異世界の料理が食べられる店」として、
三十年ほど前から、王族が、魔術師が、エルフが、
究極の味を求めて訪れるようになった。
週に一度だけ現れる扉を開けてやってくるお客が求めるのは、
垂涎の一品と、心の平穏。  
美味いだけではないその料理には、人々を虜にしてしまう、
不思議な魔力が宿っている。
誰が呼んだか「異世界食堂」。
チリンチリン――。
今日もまた、土曜日に扉の鈴が鳴る。


犬塚 惇平(イヌヅカジュンペイ):九州在住。本作にてデビュー。

エナミ カツミ:イラストレーター。多くのライトノベルやゲームのキャラクターデザインを担当。代表作に「バッカーノ! 」など。

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