コミックス・ウェーブ・フィルム、長野県での映画館オープンに向け新会社立ち上げ

2024/08/08 13:12

アニメ―ション制作会社のコミックス・ウェーブ・フィルムが、映画館の設立と運営を目的した新会社・CWF CINEMAS(シーダブリューエフ シネマズ)を立ち上げた。

CWF CINEMASのロゴ。

新海誠監督作品などで知られるコミックス・ウェーブ・フィルム。CWF CINEMASでは2026年夏頃、長野県佐久市中込地区での映画館オープンを目指し事業を進めていく。CWF CINEMAS代表取締役社長の川口典孝氏、CWF CINEMAS取締役の中田賢司氏、総支配人候補・堀雄太氏からは、新会社設立に向けたコメントが到着した。

川口典孝氏(株式会社CWF CINEMAS代表取締役社長)コメント

いつもCWF作品を愛してくださって有り難うございます。
ここ20年の私のミッションは、3年周期で新海誠作品を製作し、日本中・世界中の観客に届けること。そして締めくくりに佐久市の映画館で監督の舞台挨拶を見届け、プロジェクトを終えることでした。
しかしながら、2023年秋、長年お世話になったその映画館が閉館されました。
あまりにも寂しいので自分で映画館を造ろうと思い立ちました。

有り難いことに、映画館の再興を願っていた地元の方々とも繋がることが出来、この8月8日、佐久市に新会社を立ち上げることとなりました。
これまで映画は作ってきましたが、映画館は初めてです。右も左も分かりませんが、地元の方々と一体になって精一杯やってみようと思います。
どうかどうか応援してやって下さいませ。

中田賢司氏(株式会社CWF CINEMAS取締役)コメント

私は、地元の中込で自身の商店などを経営し、町興しにも取り組んでおります。
この度は、川口さんとの出会いというとてつもないご縁から、映画館運営の一員として関わらせていただくこととなりました。佐久地域全体が盛り上がるよう、微力ではございますが開館へ向け尽力して参ります。
いまはどんな映画館にするのか、地域と組んでなにができるのかをひたすら考えていて、多くの方が楽しめるような場所を作っていきます。
ご声援をよろしくお願いいたします。

堀雄太氏(総支配人候補)コメント

アニメ―ション制作会社であるCWFが、ご縁ある佐久地域の方々と一緒に劇場を設立・運営するという新しい挑戦にワクワクし、日々、多くの人に助けられながら設立に向けて邁進しています。
国内外のアニメーション作品の上映やさまざまな催しで、地元の方々に愛されると同時に、遠方からもお越しいただけるようなCWFならではの映画館を目指していきます。ぜひご期待ください!

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