アニメ「チ。」EDテーマはヨルシカ、哲学用語から付けた曲名「アポリア」の意味は
ヨルシカのn-bunaは原作ファンだそうで、「チ。は『知る』ことへの熱を具現化したような作品なので、それとヨルシカで今作りたいものの共通項を、台本を読みながら考えました」とコメント。エンディングテーマについて「アポリアは哲学の言葉で、答えのない問いや、困惑を意味します。知りようのないものを知りたいという心を、アポリアになぞらえながら書きました」と紹介した。なおn-bunaは、9月30日に発売される原作の公式トリビュートブック「チ。 ―地球の運動について―」第Q集にもイラストを寄稿する。
10月よりNHK総合で放送予定の「チ。 ―地球の運動について―」は、地動説を証明することに信念と命を懸けた者たちの物語。ラファウ役を
n-buna(ヨルシカ)コメント
原作・台本を読んだときの感想
大変好きな漫画です。魚豊さんの漫画にはひゃくえむ。から続く人間的な熱がいつも潜んでいて、それがテーマと結び付いたときに爆発的な面白さが出てきます。チ。は「知る」ことへの熱を具現化したような作品なので、それとヨルシカで今作りたいものの共通項を、台本を読みながら考えました。
エンディングテーマに込めた思い
アポリアは哲学の言葉で、答えのない問いや、困惑を意味します。知りようのないものを知りたいという心を、アポリアになぞらえながら書きました。
歌詞に出てくる気球は、際限のない知の欲求の喩えです。気球は地表を離れて、段々と高く登っていく。
気球の中から下を覗くと、地表にいた時とは違う景色、海が見えて、そこには魚の群れが白く光っている。そういう曲です。
僕の中でのチ。の解釈は「知」です。
ファンに向けて一言
素晴らしい原作の、その映像化に携われたことを光栄に思っています。よろしくお願いします。
「チ。 ―地球の運動について―」
NHK総合:2024年10月より、毎週土曜日23:45~
スタッフ
原作:魚豊「チ。 ―地球の運動について―」(小学館「ビッグスピリッツコミックス」刊)
アニメーション制作:マッドハウス
キャスト
ラファウ:坂本真綾
ノヴァク:津田健次郎
フベルト:速水奨
(c)魚豊/小学館/チ。 ―地球の運動について—製作委員会