「コトヤマ展」触って遊べるゲームに自動販売機、作品世界に浸れる展示イベント明日開幕
「だがしかし」「よふかしのうた」で知られる
エントランスを通ると、描き下ろしによる18人のキャラクターパネルが来場者をお出迎え。「だがしかし」エリアの入り口では、駄菓子屋に置かれているようなくじが綴じられた束から、紙袋を1枚引くことができる。中には今回のイベントの入場者特典となる、描き下ろしイラストがあしらわれたブロマイドが封入されている。またシカダ駄菓子を再現したスポットにはほたるや遠藤サヤらキャラクターのパネルとともに、たくさんの駄菓子が並ぶ。シカダ駄菓子の眼の前に設置されたレトロアーケード風のゲーム機では、ボタンにタッチしながら「だがしかし」のクイズに挑戦することが可能だ。
また作品制作における資料や初期設定が展示された「コトヤマの部屋」の先には、「よふかしのうた」の世界に入り込めるエリアが登場。入り口すぐの自動販売機のボタンを押すと、飲み物が並んでいたはずのモニターに「よふかしのうた」の印象的なシーンが流れ出す。なお「だがしかし」「よふかしのうた」の各エリアともに、キャラクターにフィーチャーした原画とパネルを展示。鉛筆で描かれた線画とペン入れした原稿で生の筆致を感じながら、パネルにプリントされた完成原稿でその変化の違いを楽しめる。さらに最後のエリアでは、コトヤマのドローイングの様子とインタビュー映像を公開。“マル秘”の展示も公開されている。
そのほか会場では描き下ろしイラストを使ったアクリルスタンドやTシャツなど、イベント限定商品を販売。またサンシャイン60展望台内のてんぼうパークCAFEでは「ココノツとほたるの駄菓子パフェ」「コウとナズナのよふかしドリンク」というコラボメニューを提供している。コラボメニューを注文した人には、1品購入につき1枚、全4種の描き下ろしポストカードをランダムでプレゼント。ファンはまたとないこの機会、足を運んでみては。
「画業10周年記念 コトヤマ展」
期間:2024年9月7日(土)~10月6日(日)
時間:11:00~19:00 ※最終入場は18:30。
会場:東京都 サンシャイン60展望台 イベントスペース
(c)コトヤマ/小学館