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「マミはまるごとぼくのものだ」熱い舌が胸を弄び、甘く濡れた身体を長い指がかき乱して―。独占欲を剥き出しに私を抱くクリスが、本物の婚約者ならよかったのに。記憶喪失の彼へとっさに吐いたウソは、周囲を巻き込みどんどん“本当のこと”になっていく。かっこいい彼、優しい家族を騙し続けるのが辛くて、結婚式直前、とうとう私は真実を告白したけれど―!?
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