仏師 (1巻 全巻)

仏師 (1巻 全巻)
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1,257 税込

出版社 小池書院

版型 A5判 版型とは

最新刊発売日 2012年07月26日

作品概要

時は乱世。戦で苦しむのはいつも農民だった。手向かえば殺され、盗まれ、女達は犯された。全てが終わった後、焼き払われた畑とともに残るのは、深い悲しみと怒りだった。
「仏師」魚人(おびと)は、そんな村に生まれ育った。村を焼き払い男達を殺し、女達を犯して逃げて行った侍が父親だった。生まれながらに罪を背負った魚人(おびと)は、「なぜ生んだ? なぜ生まれて来た?」という問いかけとともに仏像を彫る。
そんな村に、新たな戦の種がやって来た。嫁ぐ先々で死体の山を築く「死神」と呼ばれる姫がやって来たのだ。魚人(おびと)は一目この姫を見るなり、「この面差しの仏を彫りたい」と願う様になる。しかし姫は魚人(おびと)に言うのだ。
「なぜ彫る? そんなものを彫ったとて おまえも我も救われぬ なれば神仏など 踏みにじってくれよう。ふたぁりで……」

『雨夜三人話』(32ページ、単行本初収録)
雨宿りで、偶然出会った女と旅人と僧侶。暇を持て余して語られる話は、どれも不思議で恐ろしいものだった。

ほか『むが』(8ページ、最新作)

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