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教団の聖地アルケマダに異変が起きていた。新任の女官が次々に消息を絶っていたのだ。司教カウロンは疑念を感じ調べ始めるが……。そこには教団の秘跡として伝えられてきた眠り姫をめぐる策謀が秘められていた。それは緩やかな崩壊の兆しだった。
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