壊れたから、戻れない。
作品概要
脚をM字に開かされてビニールテープで縛られていることに気が付いた。
腕も、頭の上でがっちりと縛られていて動かせない。
いつの間に脱がされたのか思い出せない。
茉夏は狼狽えながら身をよじる。
しかしすぐに、自分をこうしたのが目の前の幼なじみであることを、朦朧としていた意識の記憶に思い出した。
音彦はなぜかさみしげな微笑を返す。
「好きだから、めちゃくちゃにしてやろうって思ったんだ」
茉夏はされたことを許せなかったが、幼なじみを完全に嫌悪することができなかった。
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220 円税込