ポイント 2% 13pt
ついに小説家デビューした、リカと響。リカの単行本は、デビュー作にして空前の大ヒットを記録する。一方、響の小説への反響はまだ小さい。芥川賞を狙う、と響に打ち明けるリカ。しかし響は、そのリカの小説を「つまらない」と感じてしまう。リカを親友だと思えばこそ、自分の感想はそのまま伝えたい。そんな中、芥川賞の候補作が発表される。それは誰もが予想できないものとなる。文学がつないだ二人の友情に、文学が亀裂を入れてゆく。
この作品にはまだレビューがありません。 今後読まれる方のために感想を共有してもらえませんか?