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憧れの出版社に転職した今日子。次郎も大物作家のエッセイの挿絵を任されることになった。二人はフランス料理のレストランで祝杯を挙げる。もっとよく知りたいと思って暮らし始めたのに、気がつけばだんだんわからないことのほうが多くなっていった二人。「愛している」「愛されている」の実感が二人を静かに包み込む…。
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