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ほろ酔いの塩谷隼人主従は、新大橋下の川面を漂う一人の若い娘を見かけた。身投げかと思いきやおもむろに泳ぎ出すその姿は常人離れしている。噂に聞く人魚? 後日、同じ娘が、船遊び中の旗本の倅(せがれ)どもに目をつけられ追われているのを目撃し、隼人は彼らを追い払う。難を逃れた娘は和代と名乗り、身の上を語り始めた……。隼人・左内・蒼二郎そろい踏み、好評書下し時代剣戟、第三弾!
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