アオイロ・メロディ 1巻

アオイロ・メロディ 1巻

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484 税込

出版社 新潮社

発行形態 コミック

最新刊発売日 2020年05月01日

作品概要

恋する音を聞いたことがありますか?

「歌うことがだいすき。でもこれは、だれにも内緒なの」
恥ずかしがり屋でいつも周りの空気を読んで行動しちゃう高校1年生、桜井 青(さくらい あお)。
彼女の秘密の趣味。それは、歌を歌うこと。
誰もいない教室でひとり、のびやかに歌う青。いつも通り、こんな日常が続くと思ってた…だれにも気付かれずに。
次の日、友達と教室で卒業式<プロムパーティ>の準備をしていた青。そこに、いきなりやってきたのは、生徒会長で学校の人気者の2年生、成田 慎(なりた しん)。金髪でイケメンで、見た目も中身も全く正反対な慎。

「わたしとは無縁の人…」

でも、なぜかどんどん慎が近づいてきて、

「お前、オレのバンドでボーカルやれよ」

慎に引っ張ってこられて着いた軽音部の部室には、大人っぽい魅力で人気の生徒副会長、ベース担当の榑林 央人(くればやし ひろと)と、ベビーフェイスで老若男女問わず仲良くなれる特技をもつ龍(りゅう)……学校中の人気者がそろっていた!

「まっすぐで透き通る声がスゲー好きだと思った。
 頼む。オレのバンドで歌ってくれ」
「卒業生だけじゃなく、全校生徒を泣かせようぜ」
戸惑う青をまっすぐ見つめて告げる慎。
慎のまっすぐな瞳に、青の臆病な心は静かに開いていった。

どんどんバンドの練習にのめりこむ青。でも、それを良く思わないお母さんにバンドを禁止されてしまう。
「私があなたを若くして生んでどれだけ苦労したか…
あなたのためを思って言っているのよ」

そう言われるたびに
「あなたのせいで」って言われてる気がして、青は身動きが取れなくなってしまう。
誰か、助けて――。

声にならない叫びを、聞いてくれたのは、慎だった。

卒業式の日、慎の計らいで、青の歌を聞いたお母さんに、青はようやく本当の気持ちをぶつける。そして、お母さんも青にまっすぐ向き合う。
全部、とはいかないけど、少しだけ分かったお互いの気持ち。
そうさせてくれた慎に感謝する青。

バンドは卒業式限定…少し寂しいな…

そう思っていた青に、慎は
「新入生歓迎会に文化祭、まだまだこれからだぜ」

嬉しくって笑いあうふたり。
でもそれを陰から見ている人がいて――。

この恋、五線譜に刻もう――。

GW合宿に夏祭り、そして三角関係!?
恋もバンドも友情も全部を全力で受け止めよう!!
俺様男子×内気女子のトキメキバンドラブストーリー、
芽吹きの第1巻。

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