月館の殺人 [B6版] (上下巻 全巻)
作品概要
鉄道といえばゆいレール(モノレール)しかない沖縄で育った雁ヶ谷空海は、鉄道嫌いの母の影響もあり、未だかつて電車に乗ったことがない。母の死から2ヵ月後、弁護士の中在家に「母方の祖父が生きていて、財産相続の件でぜひ北海道まで来てほしい」と伝えられる。祖父の待つ月館へは、鉄道で行かなければならないとの事。空海が乗るのは、『20時40分 稚瀬布(ちせっぷ)発 月館(つきだて)行 幻夜(げんや)号』。迎えに来た中在家の運転で稚瀬布駅へ向かう途中、車がスリップして立ち往生しているところへ、同じく幻夜号に乗るという日置という青年が通りかかり、中在家を残して駅まで乗せていってもらうことに。
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1,551 円税込