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創業まもない福屋百貨店。その紳士服売り場に、毎週日曜に必ず現れては芙美子からネクタイを買ってゆく男がいた。その客の名は寛二という。いつしか2人は恋に落ち、やがて夫婦となった。「広島の強さを伝えたい」――松尾しよりが渾身で描く、あの日の広島の物語。
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