三河雑兵心得 13 冊セット 最新刊まで

作品レビュー (関連作品含む)
三河雑兵心得 13 冊セット 最新刊まで
平均評価: 4
杉浦幹雄 さん 2021年05月27日
「三河雑兵心得」を読んで

東三河と遠州が舞台、足軽が主人公など今までの時代小説とは一味違う。 三河一向一揆図の藤川宿、御油宿の位置が間違い。三河・遠江図の東三河と西三河が逆。 書き下ろしで面白かったが、三河弁に違和感がある。東三河弁と遠州弁か? 家康は一向一揆で西三河の百姓侍に痛手を蒙り、生涯恨み続けた。西三河出身でも岡崎出身者は厚遇した。家康が優しく描かれ過ぎ。 家康は岡崎城に7年、あとは浜松城。西三河の幡豆地区で土地開拓して、ノウハウを浜松につぎ込んだ。東三河と渥美半島の百姓はしごかれ雑兵としても活躍した、愚直の風土も出来あがった? 

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