文蔵 2017．11

作品概要

【ブックガイド】福の神、縁結びの神から貧乏神、死神まで　ありがたい「神様小説」のご利益……友清哲　「八百万の神」の国だからこそ／意外と「人間味」のある個性豊かな神様たち／現代人の心の中に現れる、メタファーとしての神様　【新連載】秋吉理香子　灼熱1　優しかった夫を殺された復讐のため、妻が取ったかくも非情な手段とは。　【連載小説】●香納諒一　絵里奈の消滅4　鬼束は、絵里奈を監禁していた漆原という男を追って、彼の自宅を訪ねる。　●葉室麟　暁天の星5　帰国した陸奥は、条約改正のために何が必要かを伊藤博文に耳打ちする。　●あさのあつこ　おいち不思議がたり◎飛翔篇12　怪我をした仙五朗のことを案じつつ、おいちは父の代わりを務めていた。　●宮本昌孝　天離り果つる国17　雪道を行く紗雪ら内ケ島一行を、死んだはずの本願寺坊官・頼蛇が襲う。　【連載エッセイ】斎藤明美　賞は、貰った瞬間から過去のものです　高峰秀子が遺した言葉21　【話題の著者に聞く】伊東潤『武士の碑』歴史小説は、現代の写し鏡なんです　【連載ノンフィクション】百田尚樹　世紀の一戦　地上最強の男たち──世界ヘビー級チャンピオン列伝13　ルイスとシュメリングの試合は、「世紀の一戦」に仕立て上げられていった。