トップページ › 『むこうぶち』著者:天獅子悦也先生 一問一答
むこうぶち著者天獅子悦也先生一問一答
 Q1 : プロの漫画家になるまでの経歴を教えてください。

 A1 : 大学4年の皆が就活していた夏。手元にあった原稿を手直しして投稿。新人賞だったので就活せずそのまま漫画描きになりました。4年生の1月デビューしました。以後そのまま描いたり描かなかったり。

 Q2 : 1話の制作に費やす時間・日数はどのくらいですか?

 A2 : 隔週掲載ですのでネームに3日、実作業に11日。次作の下準備と打合せに1日かかります。休日はありません。

 Q3 : 最初に買った漫画のタイトルは?

 A3 : 自分で買った記憶のない『鉄腕アトム』(光文社版)が家にありました。自分で買ったのは『鉄腕アトム』(虫プロ版)をポツンと1冊小学生の時。その後、中学生の頃『三つ目がとおる』を買った気がします。

 Q4 : 子どものとき好きだった漫画は何ですか?

 A4 : 漫画は病院か床屋の待合室で読むものでした。いとこの家にもありましたが、いずれも何年も置きっぱなしの古雑誌でした。それでも気にせず読んでいました。作家名も作品名もどうでもよかったようです。手塚治虫がOKだったのは親の意向でしょう。

 Q5 : 影響を受けた、または尊敬する漫画家を教えてください。

 A5 : 今は特にない気がします。

 Q6 : 今注目している作品、漫画家を教えてください。

 A6 : ドリヤス工場くんは大学の後輩です。頑張って欲しいなと思います。

 Q7 : 仲の良い漫画家は誰ですか?

 A7 : 西野マルタくんは臨時アシをして貰っています。仲が良いというより雇用者と労働者ですね、これは。

 Q8 : 自慢できることは何ですか?

 A8 : まだ原稿が間に合わなかった事はないです。要するに複数の仕事を受けられないだけですが。

 Q9 : 自身の作品で一番のお気に入りのキャラクターは誰ですか?

 A9 : 自分のキャラクターに思い入れは全くしないタイプです。安永は描き易くて面倒がないな…とかいうのはあります。

 Q10 : 子どもの頃になりたい職業は何でしたか?

 A10 : スーツを着て通勤したり、月給を貰って家族を養ったり出来そうにない性格なので、漫画家になれなかったら大変そうだなぁと思っていました。なれて良かった。

 Q11 : 連載中の一日のスケジュールを簡単に教えてください。

 A11 : 午前10時半スタッフ集合。私用電話禁止。午後8時半終業。その後、自分だけ夜勤。午前1時には終らせて酒飲んで寝る。勿論、忙しい時にはスケジュールもクソもなし。

 Q12 : 作品を描く中でのこだわりポイントがあれば教えてください。

 A12 : 原稿がちゃんと出来るなら楽でなかろうと身体をこわそうと気にしない。ただし可能な限り睡眠時間を確保する事。両立がムズカシイ。

 Q13 : どうやって絵の勉強をしましたか?

 A13 : キチンと習った事がありません。ペンで描いたのは大学生になってからです。卒業までに2~3作しか描きませんでした。プロを意識した絵で描いたのは投稿した時に初めて。四苦八苦の作業はそれ以来現在までずっとです。

 Q14 : 新たに作品を描くなら、どんなストーリーを描きたいですか?

 A14 : 今は特に思いつかない気がします。

 Q15 : 最近の近況を教えてください。

 A15 : 身体がいよいよ老いて来てボー然としています。対策の立てようがありません。

 Q16 : あなたにとって漫画とは何ですか?

 A16 : 仕事です。なのにそれにしては漫画を読みません。漫画って何なんでしょうね。

(回答:2014年12月)
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