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元の母の治療費を稼ごうと、賭場荒らしをして感化院に入っていた隆太が脱獄してきた。元は戻ってきた隆太と、印刷所や紙を懸命に確保し、今まで隆太の父親代わりだった平山が原爆について書いた小説を本にした。原爆症で床に伏していた平山は、完成した本を一目見て息を引き取った。しかし元たちはその本を作ったことで、アメリカ軍政部に連行されてしまう―。
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