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ある夜、野原の駅に、来ないはず列車が着きました。乗っていたのは、せっかちな一羽のひよこ。朝をさがそうと出かけてきたのです。まいごになって泣きだしたひよこに、駅を守るふくろうは、先祖代々受けついできたオカリナを吹いてやります。やがて朝が近づくと野原を駆けぬけてやって来るひよこのかあさん……もうすぐ夜明けです。
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