[ライトノベル]恐怖 角川ホラー文庫ベストセレクション (全1冊)
作品概要
ショッキングな幕切れで知られる竹本健治の「恐怖」を筆頭に、
ノスタルジックな毒を味わえる宇佐美まことの図書館奇譚「夏休みのケイカク」、
現代人の罪と罰を描いた恒川光太郎の琉球ホラー「ニョラ穴」、
誰からも省みられないホームレス男性の最期を描いた平山夢明の衝撃作「或るはぐれ者の死」など、
現役の人気エンタメ作家による力強い作品と、小松左京のアクロバティックな発想が光る怪奇小説「骨」、
土俗的恐怖とフェミニズム的視点を融合させた直木賞作家・坂東眞砂子の「正月女」、
耽美的なゴシックミステリーで没後も熱烈なファンをもつ服部まゆみの和風人形怪談「雛」、
昨年11月惜しくも急逝した小林泰三氏渾身の一作「人獣細工」などレジェンド級の名品が、
ホラー小説の豊かさをあらためて提示する。
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748 円税込