死なさず生かす！それがウシジマくんのやり方だ！

闇金業者とは

女子社員が明るく挨拶をする、
この会社に訪れるお客さんは

お金を借りたい人

ただし、利子は相当高い…

返済ができない顧客

身内への連絡を拒否する者には
本人自身に「金を作らせる」しかない

それは本人に拒否する権利などない

社員【高田】

高田は、元ホストである。

新人時代はえげつない取り立てに、
罪悪感を感じていた

丑嶋は情け容赦ない言葉を吐く

なぜなら、
高田が「可哀そうだ」と思った女もまた…

新人・マサルの教育を任された高田

高田のやり方をマサルに「ヒドイ」と言われても

もう動じなくなっていた

社員【マサル】

ヤバイ奴にボコられ、
丑嶋社長へ連れてこられたマサルは

その度胸を丑嶋に認められ働く。
高田の指導の賜物かもとからの素質があったのか

すぐにこの業界になじむ。
しかし返済できない母親への容赦ない取り立てを自ら行うことに…

そして、マサル自身も、
自分が蒔いた種に首を絞められることとなる

このピンチに丑嶋社長が出した決断により、
マサルの今後が決まってしまう…

垣間見える丑嶋が人を認める瞬間に

丑嶋はつねに仏頂面で無口だ
他人がどうなろうと知ったことではない

そんな彼が

時に見せる「人を認める瞬間」に
多くの読者が惹きつけられていく

闇金を取り巻く環境は危ない奴らばかり

＜債務者＞

＜半グレ集団＞
マサルの事件より度々登場する。
犯罪をしていても罪悪感など微塵も感じない。
自分たちにとって利益がなければ、立場が上だったとしても集団で攻撃してくる。

＜肉蝮＞
筋骨隆々のフードを被る大男。
気まぐれで常識が全く通じない。
気に入らない相手に対して無邪気に暴力や拷問で痛めつける。
一度、丑嶋に負けて恨みを持つ。

＜滑皮秀信＞
丑嶋との出会いの時はまだ熊倉の舎弟で幹部候補生だったが、滑皮組の組長まで成長する。
丑嶋とは出会い当時から反りが合わなかったが、ある出来事がさらに丑嶋を容赦なく追い込むきっかけとなる。

＜獅子谷甲児＞
丑嶋を闇金へ引っ張り込んだ獅子谷の弟。
滑皮の傘下に降るが、丑嶋に対し脅迫・命令は続行。

＜第３９巻～＞ウシジマくん編

ここから、丑嶋の過去が明かされ、
そして最終章に突入していく

滑皮との最後の戦いへ覚悟を決める丑嶋！！

これは「正義」が皆無で、弱肉強食の漫画である。

登場する奴らは目を逸らしたくなるほど、
汚れた人間ばかりで、ほぼ救いようのない連中だ。
だけど、なぜだか目を逸らせない。

奴らの辿り着いた先に何があるのか…何もないのか…
見届けずにはいられない究極のヒューマンドラマ！！