2020年ホラー漫画特集
…暑い夏にぴったりのホラー漫画をご紹介…
▼作品の恐怖を全力解説▼

中山昌亮『後遺症ラジオ』

………「ソレ」ハ…貴方ノ眼ニ………耳ニ………拒ンデモ…届クノデス………。今、最も禍々しいホラーが、貴方の視野に、恐怖電波を受像する!! 恐怖表現において右に出る者のないホラーの名手が、ヒット作『不安の種』に続いて描く“さらに怖い”最新ホラーシリーズが、この『後遺症ラジオ』だ。この世に『不安の種』を蒔き散らした“魔”の仕掛人・中山昌亮が、種より育った大樹に熟す“恐怖の果実”を、背筋を凍らせながら単行本に詰めて、遂に……新・鮮・出・荷・!! ………か……みぃ…………手手手ッ……手…て……………火………………う…しろ…に………血………ぅ…………か…影……………イタぃ……痛ぃ……た……ぃ……………こ…ぶぅわ……箱………………子…ド…モ………藁……………ハ………鋏…………テ………断…………ぎょおおおおおッ…………ぅオ……グ…シ……サッ…………………コチラハAERN-BBC、「後遺症ラジオ」デス。チューニングノ必要ハ……アリマセン。

中山昌亮『不安の種』

生ぬるい風、落下する不快感、背中に刺さる冷たい視線…。闇の種が発芽する時、非日常のモノ共が出現する!!

岩明均『寄生獣』

右手に寄生生物・ミギーを宿した泉新一はミギーと共に他の寄生生物と戦い続ける。”人間とは何か”を問う問題作。 大都市で多発する「ひき肉殺人事件」。 残虐な手口に人々が戦く中、高校生の泉新一だけが“犯人”を知っていた。 それは人間の脳に寄生し、変幻自在に顔を変えて社会に浸食している新生物。 真実を明らかにすべきか悩む新一。 だが彼もまた、右手に寄生生物を宿していた。

洋介犬『ヤミツキ』

一度ページを開けば、底なしの恐怖にあなたも病み憑き必死!! ワケアリ物件・都市伝説・実話怪談……そんな日常に潜む怪奇の入り口。目を背ければきっと無事でいられるのに、どうしてあなたはそれを見てしまう? ホラー小説家志望の女子大生・大谷いのりが好奇心から覗いてしまった、身の毛のよだつ恐怖の記録!

雨がっぱ少女群『ひとりかごめ』

ホラー漫画界の新星・雨がっぱ少女群が描く、至極の短編集。 見えない何かを相手に今日もひとり、かごめの輪に座る――。

楠本哲『レイナ』

ほんのささいなきっかけで声をかけてしまったがために、死ぬまでつきまとわれ破滅に追い詰められる男達… マスクをつけた「レイナ」には気をつけろ!

藤田和日郎『双亡亭壊すべし』

震撼のスペクタクル・モダン・ホラー!! 大正時代より、東京・沼半井町に傲然とそびえ立つ奇怪な屋敷、名を「双亡亭」。立ち入った先で闇と出会ってしまったら、もはや己は己でなくなるだろう。 遺恨を辿る者達はその門戸へと導かれ、集い、挑む。おぞましき屋敷を破壊する為に…!!

洋介犬『インガ様応報す』

たとえ神様が見逃してもインガ様は許さない―― 人気ホラー作家・洋介犬が切り開く新境地!!謎に包まれたインガ様、誕生の秘密を描いた前日譚「罰ノ零 インガ様生誕す」を特別収録! 口コミやSNSで巷に拡がり始めた、とある噂…… 「『インガ様』って知ってる?」 己が犯した罪を償わない悪人の前に突如現れ、相応しき罰を与える謎の存在――。 因果応報の定めからは決して誰も逃れられない! 怪異報復×必罰ホラー、開幕!!

詩原ヒロ『冥婚の契』

冥婚絵馬に生者を描いてはいけない――連れて逝かれる、死者の伴侶に。 冥婚絵馬(めいこんえま)――伴侶を得ずに亡くなった者を弔うため、絵馬に架空の人物との婚儀を描き奉納する風習。 故人の成仏や死後の幸せを祈る遺族の想いを込め描かれる絵馬だが、そこにはひとつの禁忌が存在した。 実在の人物を絵馬に描くと、その者は冥界に連れて逝かれる――。 地方転勤で冥婚絵馬の風習がある町にやってきた小沼正一は不気味な少女と出会う。 その日を境に彼の日常は怪異に蝕まれていくのだが……。 死者との婚儀を巡るジャパニーズホラー作品、ここに開宴。

和夏弘雨碧海景『火葬場のない町に鐘が鳴る時』

人口6000人、山あいの小さな町・みとず町。 その田舎町では夕方6時になると不協和音の鐘が鳴り響く。 その音が聞こえたら、夜明けまで決して外に出てはいけない。 だが、10年ぶりに東京からこの町に戻ってきた勇人は、この掟を知らずに破ってしまう。 そこに現れたのは、冥奴様と呼ばれる得体の知れない化け物だった。

Pickup戦慄…恐怖…さらなるホラーの世界へ…

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