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映画なんかより原作の方が何倍も面白い!
やっぱりこのぐらいの巻数がいいですね。
「動物をバラバラにして食べてる人間が何を今更おどろいているのか」
「死んだ犬はもう犬の形をした肉の塊」
こういったセリフが出てくるわけですが色々考えさせられます。
ごくごく平凡な高校生活をおくっていた主人公新一の右腕が、よくわからない生命体に乗っ取られた。寄生されたというべきか。その名はミギー。脳を支配されたわけではないが、ミギーは意思を持ち、新一との共同生活、そして、完全に人間を支配してしまっているパラサイト(寄生生物)と力を合わせ戦ううちに友情が目覚める。
あり得ない物語だが、心温まる内容でホロッとくる。
地球外からやってきたエイリアン(寄生獣)が人間の脳に寄生し、寄生された人間が人間を捕食していく。絵は上手いが少々グロテスク。それがこの話の内容にはマッチしている。主人公新一とその右手にパラサイトしたミギーとの奇妙な共生生活と完全に寄生された人間達がまきおこす侵略活動が描かれている。寄生獣のはずのミギーに不思議と感情移入してしまい、読み終えたあと、本当に地球にとって有害な生物はどちらかを考えてしまいます。
物語は今読んでも昔な感じ全くしないです。
読んでいて、作者の意思とは別の作品自体の魂みたいなものが途中から感じられました。
まさに名作。
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