トップページ › 『宇宙兄弟』小山宙哉インタビュー 6/6
家族で読んでもらえると嬉しい
宇宙兄弟7


――『宇宙兄弟』を描いて良かったと思うことは何ですか?

小山:宇宙に関心のなかった人が『宇宙兄弟』を読んで、宇宙に興味をもってくれるのは、うれしいですね。 『宇宙兄弟』のキャラクターや物語を好きになって、普段読まなかった宇宙関連の書籍などを読むようになったというお便りはうれしいです。 他にもうれしいのは「親子で読んでます」のようなお便りをもらった時です。 モーニングは男性サラリーマン向けというイメージがありますけど、僕自身は誰にでも幅広く、それこそ小学生の子供達にも読んでもらいたいと思って描いてますから。

――では最後に、この漫画全巻ドットコムを見ている皆さんにメッセージをお願いします。

小山:僕は漫画を描く時、そんなに強く誰かのために描こうとか、こんなメッセージを絶対伝えたいと意識はしていません。 まず自分の「楽しい」って感覚を大切にして、それを作品にしていっています。 その結果、読んでいる人たちが同じように感じたり、宇宙をもっと好きになってくれたらうれしいですね。 僕の漫画の全作品に共通する理想は、読んだ後に"ちょっと前向きな気持ちになれる"ということです。 今は『宇宙兄弟』を精一杯描きながら、僕にとっても読者の皆さんにとっても「気持ちいいもの」を伝えていきたいと思っています。

佐渡島:『宇宙兄弟』の登場人物たちって、ちょっとした挨拶などにもキャラクターが出ているんです。 たとえば作中でムッタが「な~~に~~?」って伸ばした返事をする場面がありますが、実は子供から大人時代を通じてヒビト相手にリラックスした時だけ使っています。 だから、単行本でまとめて読むと、それに気づけて「あ、この二人は本当に仲がいいなぁ」と雑誌とは違うところで楽しめます。 『宇宙兄弟』にはそんな、小山さんならではの細かいこだわりが随所にあって、単行本でまとめて読むのに向いています。 「漫画全巻ドットコム」では全巻一気に揃いますから、ムッタたちの成長とあわせて小山さんの"こだわり"部分もぜひ堪能してもらいたいです。

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